2011年6月18日(土)
紀尾井ホールにて『イドメネオ』のマチネー公演。夜は、代々木公園の「オストゥ」にて夕食会。最近ピエモンテ料理づいている。
ワインも白赤ともにピエモンテのもので、白は土着品種のティモラッソを使った小気味よいもの。
白ワインは、Colli Tortonesi Timorasso Derthona DOC 2008
造り手:Vigneti Massa
品種:ティモラッソ
評価:Gambero Rosso 2011, 色付き2グラス、価格帯€20.01~€30.00。
コメント:マッサ葡萄園は創業1879年、20haの畑から年に8万本を有機農法で造っている。当主はワルター・マッサ、創造力あふれる気骨の人。
ティモラッソという品種は、19世紀には醸造用としてだけでなく生食用としても、ピエモンテ州のトルトーナやノヴィ・リグレで、またヴァッレ・ダオスタ州で栽培されていた。1960年代から70年代にかけて、コルテーゼ種のガヴィが成功して、忘れられかけた品種だったが、マッサなどの栽培者たちにより復活した(中川原まゆみ『土着品種で知るイタリアワイン』より要約)。
麦わら色で、柑橘系のしっかりした香りが立ち上り、しっかりした酸に支えられた豊かな味わい。ほのかな苦味が舌に心地よい。大地の恵みを感じさせる滋味溢れる白ワイン。
赤ワインは、Roero Renesio Riserva DOCG 2005
造り手:Malvira
品種:ネッビオーロ
評価:Gambero Rosso 2010, 色付き3グラス、価格帯€20.01~€30.00。
マルヴィラ社は、1974年、現当主ロベルトとマッシモのダモンテ兄弟の父ジュゼッペにより創業。40haの畑から年に35万本を産する。
この2005年のレネシオ・リゼルヴァは、「ラズベリー、ドライフラワー、タバコ、白トリュフの香りが立ち、微妙なかつ複雑でしかも簡素な味わい。余韻には絹のような滑らかなタンニンと豊かな果実の味わいが残る。」(ガンベロ・ロッソ2010、p. 109)
マルヴィラは、レネシオ畑のほかにモンベルトラーモ畑とトリニタ畑の3つの畑でネッビオーロを栽培し、いずれも色付き3グラスの常連となるような上質ワインを造っている。
昨年秋にロエロ地区カナーレのワイナリーを訪れて初めて味わい、それ以来お気に入りの造り手である。
バリックの倍の大きさの樽(450リットル)を使って熟成させているのが、私の味の好みと合致しているらしい。
バリックの倍の大きさの樽(450リットル)を使って熟成させているのが、私の味の好みと合致しているらしい。
食後酒は、赤の美発泡酒と白の甘口発泡酒、それにバローロ・キナート。さらにリモンチェッロとグラッパまで。


0 件のコメント:
コメントを投稿