2011年10月10日月曜日

2010年11月ピエモンテ旅行記3-2

20101122日(月)3 快晴 (つづき)

EATALYへ移動。
廃業したヴェルモット工場を、州が(トリノ市が?)改装して食料品をメインにした大規模スーパーマーケット。イタリアでは珍しいタイプの高級食料品店。日本にも代官山に支店あり。2つの著名なピエモンテのワイナリー、ボルゴーニョとフォンタナフレッダはイータリーに買収されたとのこと。写真は地下のワイン売り場。

              
EATALY内でパスタ・ランチ。

ワイン7 白  

造り手:カンティーナ・デル・カステッロ・ディ・サンタ・ヴィットーリアCantine del Castello di Santa Vittoria.  Gambero Rosso 未掲載。

ワイン名:Roero Arneis DOCG 2009? 
  ピエモンテ州の土着品種アルネイス種の白。

                               
トリノ市のはずれの、標高670mの小高い丘の上にあるスペルガSupergaへ。ヴィ
ットリオ・アメーデオII世により、1717年~1731年にかけて建築されたサヴォイ
ア家の墳墓である。
雲海ともやの向こうにイタリアン・アルプスが遠望される。眺望が素晴らしい。

トリノ市中心部に戻り、2グループに分かれ買い物。
私は、Sさんが卒業論文の製本をしてもらったボッテガ・ファニョーラ Bottega Fagnola, gia Legatoria Rocchietti にてマーブル紙を購入(10枚で100)。
図書や印刷物、手書資料の修復専門店で、店舗は女性が一人で切り盛りしてい
た。工房は奥にあるらしい。
業時間帯だけれど入口には施錠してあり、ふらりとは入れない。

ボッテガとは「商店」の意。

夕食は、イル・リストランテ・デル・カンビオにて。
創業1757年(モーツァルト2歳!)の老舗。かの統一イタリア初代首相カヴール御用達で、金で飾られたロココ調の絢爛豪華な内装の、ちょっと気圧されるような、トリノ随一のレストラン。

                 
カルロ・エマヌエーレII世広場に、カリニャーノ宮殿(現在はイタリア統一博物館)に面して建つ、カリニャーノ劇場の建物の一角の1階にある。
カンビオとは、英語ではchangeで、つまり交換・変化の意。命名の由来は、貴族が馬を替える場所だったところに、あるいはこの広場が株式広場と呼ばれるようになり株式仲買人や両替商らの本拠地となったところにある等といわれている。

現在の建物は1786年の火災後再建されたもの。

現オーナー、アマート・ラモンデッティは、ミラノのサヴィーニや、ホテルチェーンのトゥリン・ホテル・インターナショナルの経営者でもある。

Sさんの主菜は、ご当地名物料理のFinanziero で、鶏のとさか等を含めすべて
の部位を煮込んだ料理。
ワインの選択にたっぷり時間をかけ、地元の料理とワインによる豪華で洗練され
た食事が終わったのは23時を過ぎていた。

  ワイン8 白

造り手:Gaja. 

ワイン名:Langhe Alteni di Brassica DOC  2004 (90,00). 
6年を経たソーヴィニヨン・ブランとは思えない若々しさがあり、熟成が穏やかに進んだお蔭か味わい深く香りも豊か。温度が上がるにつれてますます香りが高くなって、身体に馴染む幸せな味わい。素晴らしい!




評価:Gambero Rosso 1999201012年間を調べてみたが、アルテーニ・ディ・ブラッシカは、1996年物(3グラス)と2000年物(2グラス)の2回取り上げられたことがあるだけである。そもそも、ガンベロ・ロッソでガヤの白ワインが取り上げられるのは例外的で、12年間で他には、Gaia & Rey 3回(1996年物が2グラス、1997年物が2グラス、1999年物が2グラス)、Rossj-Bass が1回(1999年物が2グラス)の計6回だけである。取り上げられた他の約100件はすべて赤ワイン(1127日にアオスタで飲んだGromis はただの一回も取り上げられたことがない)。

ワイン9 赤
造り手:Michele Chiarlo. 
 ミケーレ・キアルロはガンベロ・ロッソの1スター生産者。所有ぶどう畑は100haで、年産95万本、伝統農法。Calamandranaの在(ピエモンテ出身のSさんも初めて聞く地名とか)。
ワイン名:Barolo Riserva Tortoniano DOCG 2001 (110,00).

         
評価:トルトニアーノは、ガンベロ・ロッソ2010年版で初めて取り上げられた。2グラス、価格帯€20.01~€30

バローロは、牛肉の頬肉の煮込みには絶妙のマッチング。ネッビオーロ種固有香が芳しく立ち上り、柔らかく溶け込んだタンニンと少し強めの酸とのバランスが良い。
ボトルの裏ラベルに、「LampiaMichetの2つの畑からのぶどうで造られ、2005年~2006年にかけて飲み頃を迎え、2013年~2016年頃まで飲み頃が続く。」とあり。

歴史を感じさせるインテリアの中での食事で、若干気圧された。
注文を取るウェイターがベテランの特定人に固定されており、他の若手のウェイターは風を切って歩き回り、半ば走らんばかりである。背中に風を感じながらの食事でいささか落ち着かなかった。
イタリアにしては例外的にポーションが小さく、今回の夕食7回の中で唯一コース料理が食べられたかもしれない。

帰途の道路状況が悪く、少し渋滞があって、宿に帰着したのは午前様。

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