2011年10月26日水曜日

2010年11月ピエモンテ旅行記8

20101127() 8 曇り

10時ホテルを車で出発、再度アオスタ市街へ。

               
ローマの円形劇場遺跡等見学。

                                
市庁舎内の、アオスタ州優良木彫り職人の作品を集めた物産館で、土地に縁のにわとりの木彫りを2点購う。買い物の続きは、男女に別れて。ラギオールの左利き用ソムリエナイフを探すが、右利きを含め市内にはないことが判明。

事件発生。ワインの緩衝材のために文房具屋を探して町を歩いていると、突然カラビニエーレのパトカーに呼び止められた。何事かと思ったが、2人一組の警官がパトカーから降りてきて、職務質問された。「日本人か?」「英語は話せるか?」「パスポートを見せなさい。」と私に、またSさんには「ここで何をしているのか?」「パスポートを出しなさい。所持していないのなら、何か身分証明書を出しなさい。」と矢継ぎ早に。
私については、パスポートの入国スタンプで1週間前に入国した単なる観光客であって不法滞在者ではないことが判明した。
Sさんは、観光客のガイドをしていることを説明し、パスポートは別のガイドに預けていて所持していないが、写真付きの別の身分証明書(日本の運転免許証!)なら所持しているので、見せたところ、2人とも解放された。
一体何が起こったのか、何故こんなことになったのか、と後で考えた。その結果、Sさんが道行く人に文房具店の場所を尋ね反対方向だというので、2人して急に振り返って歩き始めたところ、近づいてきたパトカーのカラビニエーリは、パトカーを見て東洋人が逃げ始めたと勘違いしたのではないだろうか、ということで意見が一致した。すぐに無罪放免で事無きを得たが、ヒヤリとした。

carabiniere  (『小学館伊和中辞典 第2版』1999年より)
1 国防省警察官、憲兵、カラビニエーレ(軍の任務のほかに、司法や公安の任務にもつく特殊警察) 
2 《史》カービン騎兵(1814年エマヌエーレ2世の創設した一部隊).➤カラビニエールは1814年創設のサルデーニャ王国の近衛兵 carabinieri reali に始まり、1861年に憲兵隊となった。現在、約10万人の兵員をもち、内務省に属する公安警察Pubblica Sicurezza と協力して、市民の治安を守っている。

ひょんなことから、オッフェンバックの喜歌劇『盗賊』にも登場する、カラビニエーリの現在の姿に接する機会を得た。ポリツィアとは別の、公安警察類縁機関なのである。

昼食はアオスタの町外れのチェーン店トラットリアで。

(8日 つづく)

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