2011年10月22日土曜日

2010年11月ピエモンテ旅行記6-4

20101125日(木) 6(つづき3)マルヴィラ

カナーレに戻り、この日二軒目のワイナリー訪問とテイスティング。

バルバレスコの北西の隣町カナーレで、マルヴィラを通じ、ロエロ地区の存在を認識したことは、今回のピエモンテ行きでの嬉しい収獲であり発見であった。

マルヴィラMalviraは、ヴィラ・ティボルディの経営者でもあるロベルト・ダモンテが弟マッシモと2人で経営するワイナリーである。ホテルの眼下にワイナリーの建物は位置している。

               

1620分から18時までMalviraでロベルトさん自身による懇切丁寧なテイスティング。兄ロベルトが醸造を、弟マッシモが栽培を担当して二人三脚で経営している。醸造に対して肩ひじ張らないごく自然な取り組みだが、それでいてエリオ・アルターレとはまた異なる真摯さに感銘を受けた。親日家で、日本では「ロボちゃん」と呼ばれているというエピソードも交えて、ユーモアたっぷりに話しを進められた。

               

マルヴィラでのテイスティングは当初の予定にはなく、私が頼みこんで実現したものである。ロエロは、高品質であるにもかかわらず、直ぐ近くのバローロやバルバレスコほどは名が通っていない。だが、前夜の夕食で飲んだマルヴィラのRoero Superiore Trinita DOC 2000が素晴らしく、ぜひ訪ねてみたかった。期待は裏切られなかった。

Malvira Mal badly で「~の悪い」の意、 Vira turned で「さかさまの」の意のピエモンテ方言で、つまり創業時の畑が、典型的なワイナリーの立地条件である南に面しておらず、ブドウ畑にしては珍しく向きが悪くさかさまでunusually turned 北に面していたことに由来するらしい。

創業は、ロベルトとマッシモの父ジュゼッペ・ダモンテにより1950年代になされた。年産38万本。ぶどう畑は、カナーレとモンテウ・ロエロMonteu Roero、カステッリナルド、モンタの4ヶ所に42ヘクタールある。
小樽の倍の容量の450リットルの樽を年に50100樽購入してネッビオーロ他を熟成させていて、私がひどくここを気に入ったのは、この大きすぎず小さ過ぎない独特の大きさの樽でネッビオーロを樽熟させているからかもしれない。

                     

ワイン35 白  写真なし

ワイン名:Langhe Favorita DOC 2009. 

試飲メモ:青リンゴ、白系果実の香り高く、コクのある味わい。酸分しっかりし奥行がある。

評価:Gambero Rosso 2010 未。GR2008ed.では2006年物が2グラス、価格€8.40

ワイン36 白  写真は2008年物

ワイン名:Roero Arneis Renesio DOCG 2009. 

                                

試飲メモ:レネシオ畑のアルネイスは、最も初期の畑で1478年(室町時代!)以来の歴史があるという。遅めに収穫。しかしまったくのところ甘口ではない。100%ステンレスにて熟成。

評価:Gambero Rosso 2010 未。GR2010ed.では2008年物が1グラス、価格€11.00


                                                         (6日 つづく)

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