2011年10月26日水曜日

2010年11月ピエモンテ旅行記8-3

20101127() 8 (つづき2)

2030分から3時間近くかけた、本旅行最後の晩餐。

リストランテ・ヴェッキオ・リストロは、アルフィオとカーティアのヴェッキオ夫妻が経営するレストラン。シェフの一人が「ヨシ」と呼ばれる若手の日本人であった。帰りがけに挨拶を交わす。

ワイン52 泡

造り手とワイン名:Gosset Grand Reserve Brut NV.

               

評価:泡立ちあくまで細かく盛ん、やや薄めの黄色で、期待に違わぬきりっとした辛口。喉越しが滑らかで余韻も長く極めて美味。

ゴセは、世界最古のシャンパンハウスで、それだけのことはある。創業1584年。豊臣秀吉の時代である。

年産平均40万本。自社畑12haで約2.5割を賄い、残りは30近くの村の45haの畑から長期契約でぶどうを買い付ける。

グラン・レゼルヴは、シャルドネ45%、ピノ・ノワール55%。「文字通りゴーセイ」(山本博)なシャンパン。


ワイン53 赤

造り手:Gaja. 

ワイン名:Barolo Gromis DOCG 1999. 

             

評価:香りが閉じていて、渋みの力強さが今一歩。ただ肉料理になると本領発揮で、タンニンが俄かに生きてくるのを感じた。Gambero Rosso 1999年から2010年の12年間にグロミスが取り上げられたことはない。


ワイン54 甘白

造り手:Salvatore Murana. 

ワイン名:Moscato Passito di Pantelleria Martingana DOC 1999.

                                

評価:かの有名なムラーナさんのジビッボ種による少量生産のパッシート。女主人カーチャさんによると「パッシートの王様」。1999年物はGambero Rosso 2004, 色つき2グラス、価格帯$48.01以上。
3グラスは取れなかったが、凝縮感がある優雅な品の良いワインである。あんずといちじくの香り。そして果物とカラメルの甘く、深みを持った優美な香り」(同書、p. 779)。収穫後5年を経て初めて市場に出た。


料理はさすがに一流で、土地の名物メニューを堪能した。ワインも素晴らしく、特にゴセのシャンパンは美味であった。

ゴセのグラン・クリュはこのような上質の味なのだということを初めて知った。赤をガイヤのバローロ・グロミスにしたが、もう少し奮発してバルバレスコにすべきであった。

甘口は、店のマダム、カーティアさんのことばを借りれば「パッシートの王様」であるサルバトーレ・ムラーナさんのパンテレッリアのジビッボ種のパッシート。お店としては敢えてデカントしなかったのか、濁りがあったが、甘美な甘口ワインだった!

Sさんと私は3皿のコース料理、他の4人の女性は2皿にしたにも関わらず、皿にはかなりの量の食べ残しが出て、折角のムラーナさんのパッシートさえ残す有様。勿体なく、ムラーナさんはじめ、料理を作ったシェフ、デザートを作ったパティシェ、またサービス担当のカーティアさん他のスタッフに申し訳なかった。

旅籠に戻り午前0時に就寝。

             

(8日 終わり)

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