2011年10月22日土曜日

2010年11月ピエモンテ旅行記6-3

20101125日(木) 6(つづき2)E・アルターレ

エリオ・アルターレでの至福のテイスティングが終わった。

ヴィンテージ違いの垂直試飲も含め、フルラインナップのテイスティングが供され(但し、Langhe Larigi DOCを除く)、そのことに感銘を受けた。

ドルチェット、バルベラ、ネッビオーロいずれも、凛とした立ち姿を思わせる、厳しさに満ちた、この上なく清潔な造りで、思わず知らず背筋を伸ばして飲むことを飲み手に迫るような赤ワイン群であった。

エリオの話しの後で、カンティーナのテイスティング机を前にして飲むと、造り手の哲学が飲み手に伝わってくるようだった。たかがワインという勿れ。文化である。

続いてテスさんによるセラー案内。

         
研究のためにエリオが飲んだブルゴーニュの銘酒をはじめとして、世界中の一流ワインの空瓶が置かれた棚や、自家用貯蔵の部屋まで見せて貰えた。

また、テスさんの提言が受け入れられて、昨年30年振りに大樽をひとつ購入して試験醸造がなされているとのこと。その唯一の大樽も鎮座していた。

カンティーナもセラーも醸造設備もチリ一つ落ちておらず、清潔に磨き上げられていた。醸造所の清潔さを守るには、アルコール消毒・殺菌が最も効果的であり、年間100リットルのアルコールを使うという。

帰りに玄関口を通った際に、各種のお酒の空き瓶が置かれている中に、日本酒の「刈穂大吟醸」があった。贈った方の銘柄の選択に感心した。

2時間半近く滞在した後、後ろ髪を引かれる思いでカンティーナを後にした。

ラ・モッラの丘へ移動し、エノテカ巡りと昼食。グラスワインを2種。

              
特にコメントはなし。造り手はパイティンとエリオ・グラッソ。いずれも名の通った造り手である。

ラ・モッラの丘から見渡すと、北斜面のほんの一部を除いて、すべてのバローロの丘にぶどう畑が広がっているのが見える。ネッビオーロの故里。

                                                                         

昼食後、バローロの村々を巡るドライブ。

              
                                                        
                                                         (6日 つづく)

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